KenParker's

自分の人生で、ふと思ったことを書いてます。

MBAの学費はもっと高くていい

世の中にはMBAというものがあります。ビジネスとか経営学の大学院の学位ですね。ヨーロッパとかアジアのMBAのなんかも出てきてるみたいですけど、このMBAというのはまだまだアメリカが主流。で、この学費がめちゃめちゃ高い。トップスクールと呼ばれるハーバードとかスタンフォードとかになると1年間で600万円ぐらいかかる。しかもこれって別に、超有名校に限った話ではなく、普通の学校のMBAでもそれぐらいかかる。なんちゃらState Universityのout-of-state料金(留学生とかはこの料金になると思う)も同じように300万とか400万とか。それも1年で。それに留学中の生活費もかかるので、2年間で合計2000万円ぐらい(いや、もっと?)かかる。これどうですか、みなさん。高いと思いません?すんごく高いよね・・・。

 

その昔、ケンパーカーもMBAを取ろうとしてた時期がありました。20代の若き頃ですよ。なんかかっこいいですじゃないですか、アメリカでMBA取ってきました!!!って。若さと鼻息の荒さで威風堂々と世の中を切り開いていける!!!みたいな。ケーススタディとか勉強しちゃって、どこぞのシャッチョサーン然として、クリティカルシンキングでいろんな問題解決しまくり。謎の前提を立ててキャッシュフローまで計算しちゃって、あーおたくの企業価値は3円ですね。みたいな。やってみたかったんです。大学で経済とか全然勉強していなかったケンパーカーはビジネスのアカデミックなバックグラウンドもほしかった。なんで、「絶対MBA取りに行く!!!」と思ってました。キャリアアップのMBAというより、MBAプログラムそのものにすごい興味を持ってました。

 

で、いろいろ調べるわけですよね。留学してMBA取りに行くにはみたいなのを。どこの学校に行ったらいいの?プログラムに特色とかあるの?MBAに願書出すには何が必要なの?TOEFLは聞いたことあるぞ、GMATってなんやねん?とか。ケンパーカーを推薦してくれる人が世の中に2人はいないとダメとか難易度高すぎやろ?とか。そして、後回しにしてた学費チェック。

 

・・・・。

 

 

 

え、うそでしょ。400万?(確か、そのときはそれぐらいだったような・・・。超あいまい)しかも1年で。しかもその中にまかないは含まれてない。え、寮費食費含まれてなくてその値段て・・・。え。ですよね。普通、もうその時点であきらめる人も結構多いと思います。でもケンパーカーはそのときMBA教にとりつかれていたので、頑張ってお金貯めてみせる!と思いました。なんとしてもMBAに行きたい!いや、行かねばならない!と。なので、それ以降なけなしの20代の給料から少しずつ貯金を開始しました。いつかMBAに行ってみせると。それで毎月毎月できるだけの金額を貯金に回すわけです。20代といえば、人生の春。けどもうそんなことは関係なく、飲み会に誘われば断り、洋服もろくに買わず、旅行もほとんど行かず。そんなこんなで社会に出て3年ぐらいまでそんな感じでお金を貯めてました。

 

でもね、そんな3年ぐらい経ったある日、通帳をマジマジと見てみたわけです。で、驚愕するんです。

 

 

全然足らへんやん!!!!

 

 

と。3年間真面目に貯金してきたのに、1年間の学費と生活費もまかなえないぐらいの金額。いやいやいや、MBAって2年制だよ?え?え?え?全然届かない。おかしいおかしい。何かのジョークかよ。

 

分かります。普通に毎年の貯金額に年数とかかければね、将来の貯金金額は出てくる。それでどれだけ貯まってるか分かるじゃん。だいたい普通の会社の初任給が20万そこそこなのに、1000万とか2000万とか3年ぐらいで貯めようってのが無謀。無理ですよね。そうなんです。けど、そのときは、そういうのじゃなく、こんだけ3年間頑張って貯金してきたのに、全然届かないのって何なの?と。うそでしょ、こんなに頑張ってるけど夢の値段ってそんなに高いのかと、ちょっとした虚無感を感じたわけですよ。で、やーめたと。やめるのは早いケンパーカー。

 

で、ですね、久しぶりにこのことを思い出してたんです。最近。あー、そういえば昔MBAとか行きたかったな、と。けど、今これを思い出して思ったのは、ケンパーカーに足りなかったのはお金じゃなく、ビジネスの素質だったんだなと。今はまだマシになったと思いたいですけど、20代の若い頃。だって、ビジネスってリスク取って、リターンを取るってことなわけですよ。自分がこれだ!と思う製品やサービスをリスクを取って、マーケットに問いかける。それが報われるかなんかどうか誰にも分からない。どこかの会社に勤める場合だってそうでしょ。価値があるのは、当たり障りのない無風のオペレーションをたんたんと進めることじゃない。組織を少しでも前に進めようとするがためのリスクある発言や行動。そういうのが価値を生むわけ。今はリスクを取らないとリターンなんかあるわけないと分かってる。けど、20代の頃は全然分かってなかった。毎月の給料から少しずつ貯金できる範囲で定期預金に入れていたわけです。本当にコツコツと。定期預金ですよ。(元本が保証されているという意味で)ほぼリスクフリーじゃん。リターンなんかあるはずないです。本当はリスクを取って、株なんかでもうちょっと上手く増やせた可能性だってあるはずです。もしくは転職市場でもっと自分を高く売る方法を考えるってのもあった。実際に転職するかは別として方法を考える。普通に会社員として働く以外にも、自分でできる商売のネタが落ちてないか考える。

 

ビジネスにセンスがある人というのは、こういうのが感覚的に分かってる。どうすればお金を増やすことができるか。ただ単に増やすだけじゃなくて、リスクを取りながら最大のリターンを得るにはどうしたらいいか。どのリスクをとれば、いつまでに目標とするリターンを得ることができるか。そういうこと、20代のケンパーカーは知らなかった。というか、全然気づかなかった。この気づかなかったというのが、あー、ケンパーカーはビジネスセンスがなかったんだなと思う最大の理由。MBA行こうって人がビジネスセンスないってどうよ。

 

でね、今日のタイトルです。MBAの学費はもっと高くていい。もうね、学費だけで1000万とかにしちゃったらどうだろうか。その学費が払えるくらいすでに稼げる力を持っている、もしくは卒業後そんな額ぐらいすぐ稼げるよんという人だけが行けばいい。その方がよほどその学校がほしいプロファイルの生徒が集まるんじゃないかな。お金稼ぐの超得意みたいな人たち。お金稼ぐごとにセンスを持ってる人たち。中途半端に500万とか600万とかにしちゃうと、頑張って貯金して行くみたいな人たちが出てきてしまう。そういう人MBAとか向いてないです。そういうMBA向いてない人が行ったところで、得られるものって何?異文化交流的なもの?そんなんに2年間の時間使うの?え?だから、そういう人たちが無駄にお金を使ってしまわないようにって意味でも、「どこどこのMBAに行きました」的なことに価値がある学校の場合、学費は超高い方がいいわけです。世の中にはまだまだ肩書き気にしてる人が多いみたいなんで、ま、しょうがなく来てますよ、2000万だか3000万だか知らんけど、俺or私の将来価値からしたらたいしたことないんで、って人たちが行けばいい。

 

ケンパーカーはMBAに行くことは全然反対じゃないです。けど、バカ高い学費を払ってしまう前に、自分の人生にMBAが本当に必要かどうかもう一度考えてみたほうがいい。MBA勉強したい?オンラインでいいんじゃん。ビジネスセンスのないケンパーカーは、血迷って20代の大事な時期を貯金に明け暮れる日々に使わなくて本当によかったと思ってる。そういうこと。

 

じゃあ、また来週ー!